職域におけるウイルス性肝炎患者に対する望ましい配慮及び地域を包括した就労支援の在り方に関する研究

研究目的

『平成23年の厚生労働省通達「職域におけるウイルス性肝炎対策に関する協力の要請」の発令以降、中小事業者における通達の周知率、就業上の配慮は低いレベルにとどまっていた。本研究では、肝疾患相談センター、会社、産業医、肝炎患者労働者の連携モデルを強化し、さらに事業所外での相談体制を充実させることで、実効性のある就労支援につなげることを目的とする。そのために就労と治療の両立支援ツールの提供、肝疾患相談センターでの相談事例の共有を行い、就労支援について全国の均てん化を目指す。

さらに、本研究では中小事業者に対する肝炎対策の啓発のため、既存の地域・職域連携推進モデル事業の中に肝炎対策を組み込むことで、保健所での無料の肝炎検診受診者獲得や就労支援の理解を求める積極的かつ実効的な対策モデルを目指す。

肝炎医療コーディネーターマニュアル

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衛生学公衆衛生学

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